令和6年第1回定例会総務企画常任委員会(総務部関係)

–以下引用–

◆松本基志 委員
地震被害想定調査事業として、1,472万3,000円計上されているが、この目的と具体的な内容を伺いたい。

◎飯塚 危機管理課長
平成24年度に実施した前回調査の評価を行い、これまで群馬県や市町村等が進めてきた様々な施策の減災効果を検証した上で、社会状況の変化や新たな知見などを踏まえた地震被害想定に更新することを目的としている。
地盤工学等を専門分野とする学識経験者を含む検討委員会を組織し、専門的な知見からの意見を反映しながら調査を行っていきたいと考えている。
調査結果については、減災目標の策定や、対策の検討に活用し、群馬県地域防災計画をはじめ各部局の関係する計画等にも反映していく。また、市町村とも共有し、地震対策等の基礎資料として活用してもらうとともに、身近な家具の固定や家庭用備蓄など、県民の防災意識向上にも役立てたい。

◆松本基志 委員
前回の調査結果を踏まえ、すでに検証し、反映していることはあるか。

◎飯塚 危機管理課長
今後検証を進めていきながら考えていきたい。

◆松本基志 委員
危機管理監も役職定年を迎えられるとのことである。防災・減災に関して、後輩に向けて危機管理監の考えを伺いたい。

◎堀越 危機管理監
災害対応で重要なことは、有事の際、直ちに県庁にかけつけ対応することや、災害現場で何が起きているのかを現場に近いところに行き、情報収集することだと考えている。
現場を重視した災害対応を進めていってもらいたいと思っている。