令和2年第1回定例会厚生文化常任委員会(生活文化スポーツ部関係)

令和2年3月3日
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◆松本基志 委員
1月の月いち委員会の視察で、さきたま古墳群の国宝金錯銘鉄剣の実物を見た。埼玉県立さきたま史跡の博物館では、地元デパートでレプリカを展示するなど、地元の方に広く知ってもらうための取組を行っていると聞いた。本県にも歴史博物館など色々な場所で多様な文化財が管理されている。これらを広く知っていただくため、地元のデパート等で展示するような考えはあるか。

◎佐藤 東国文化推進室長
文化庁では、展示が難しい国宝や重要文化財については精巧なレプリカを作成し、ハンズオン(体験学習)や展示活用することに対する支援事業を行っている。
東国文化に関して、前橋市、高崎市は両市で出土したものを前橋プラザ元気21などで合同で展示する取組を毎年行っている。また、伊勢崎市でもスマーク伊勢崎で同市の出土品を展示する取組を行っており、多くの人に見てもらえるよい機会となっている。

◆松本基志 委員
貴重なものは温度等展示環境の管理が難しいかもしれないが、群馬DCでは古墳が多く取り上げられ、高崎でも古墳を見にくる人が増えている。
4月からのDCを控え、歴史博物館では埴輪や土偶などの現物やレプリカを所蔵しているので、広く知ってもらうために活用していただきたい。