令和3年第3回定例会産経土木常任委員会(産業経済部関係)

——以下引用——

◆松本基志 副委員長
今回の酒類販売事業者枠については、委員会や本会議でも要望させていただいたが、予算計上していただき、お礼を申し上げたい。
酒類販売事業者枠の支援を始めるにあたって大事なのが、支給時期と申請方法である。具体的な受付開始日はいつを予定しているか。また、8・9月分を同時受付開始予定としているが、8・9月分をそれぞれ申請できるか。

◎星野 感染症対策産業経済支援室長
申請受付について、8・9月分を同時に開始する予定だが、8・9月分の申請について、それぞれ個別に申請できるようにする予定である。今後の流れとすると、予算議決後、まずは、事業者からの相談対応をするコールセンターの体制を整備したい。その上で、受付開始の具体的な日時は今後調整するが、10月12日(火)の週には開始できるよう進めたい。

◆松本基志 副委員長
8月分だけ個別に申請ができるということなので、予算議決後には一日も早く受付を開始してもらいたい。酒類販売事業者からは売上が厳しいという声を受けている。また、自宅で飲酒する人も、地域の酒販店ではなく、スーパーで酒類を購入している人が多く、売上が落ちているという声も聞いているので、迅速な対応をお願いしたい。
酒類提供の自粛により、タクシー業、運転代行業等も大きな影響を受けている。他業種への支援策はないか。

◎鬼形 産業経済部長
経営が苦しいのは飲食店だけではないことは理解しているが、財源の問題もあるなか、特定の業種のみの支援は難しいと考えており、まずは波及効果の大きい業種を支援したい。事業者の実態をよく理解した上で対応すべきと考えており、小規模の運転代行業からは県独自の支援金で助かっているという声も聞いているが、これだけ時短要請等が長期化すると、先行きを心配する事業者が多く、県としても何らかのメッセージや方向性を出していきたいと考えている。飲食店が再開して、酒類が提供できるようになれば、少しずつ改善していくと思う。「群馬県版ワクチンパス(仮称)」の導入や「ぐんまGoToEatワクチンプレミアム」も認めていただければ、広い意味で飲食店支援や業界支援ができるのではないかと考えている。

◆松本基志 副委員長
苦しい業界の声をしっかり聞いていただき、今後も対応をお願いしたい。