令和4年第3回定例会健康福祉常任委員会(生活こども部関係)

——以下引用——
◆松本基志 委員
子どもの居場所づくりの関係について伺いたい。令和4年度の新規事業が幾つかあったかと思うが、先日、高崎で子ども食堂フェアが開催された。実施状況について伺いたい。

◎廣田 私学・子育て支援課長
子ども食堂フェアについては、今年度4か所実施する予定である。館林、桐生、西毛の3地域で開催を終え、中毛地域で来年1月に実施予定であり、それをもって終了の予定である。ねらいとしては多くの方に居場所の認識をしてもらい、知ってもらうことによって、利用につなげることや、新規開設者を増やすため、フェアに合わせて開設の相談窓口も設けて、相談が受けられる制度や仕組みをつくり、利用者と提供者の双方にプラスになるよう、スタートさせたものである。

◆松本基志 委員
多くの方に認識してもらうことや新規開設者にPRするというねらいがあるとのことだが、相談はあったのか。

◎廣田 私学・子育て支援課長
直近の西毛地域では、3件の相談があったと聞いている。

◆松本基志 委員
効果が出そうなので期待したいと思う。
また、「子どもの居場所づくり応援事業補助金」の関係であるが、実施状況はどうか。

◎廣田 私学・子育て支援課長
現在のところ、新規開設が6件、コロナ禍における環境整備が1件、合わせて7件である。

◆松本基志 委員
予算がまだ残っているかと思うので、もう少し周知をしてほしいと思う。子ども食堂と学習支援と遊び・体験活動で218件と伺っていたが、最新の状況はどうか。

◎廣田 私学・子育て支援課長
令和4年10月1日時点で、総数が260か所である。内訳は子ども食堂が101、学習支援が127、
遊び・体験活動が32か所であり、4月1日時点と比べても、27か所増えているところである。

◆松本基志 委員
順調に件数が増えているということで喜ばしいことだと思う。また、「ぐんま子ども・若者未来ビジョン2020」の目標では、令和6年度までに子ども食堂については35市町村全てに設置ということを目標数値として掲げていたかと思うが、いかがか。

◎廣田 私学・子育て支援課長
都市部は進むが、都市部以外の部分がなかなか進まないという現状があり、現状は20市町村で実施されている。今後も取組を進めていきたい。