令和4年第3回定例会新型コロナウイルス感染症対策特別委員会

——以下引用——
◆松本基志 委員
先ほど藥丸委員からも質問されたが、愛郷ぐんま全国割の利用方法について伺いたい。
ステイナビについては先ほど説明いただいたが、分かりにくいとの声がある。また、現在予約方法が3種あるが、それぞれどのくらいの割合で予約されているというような数字はあるか。

◎藤田 観光魅力創出課長
予約方法別については、執行状況の把握時点がかなりずれてしまい、同じ時点で捉えることが難しく詳細は申し上げられない。愛郷ぐんま全国割全体の執行率については、12月6日現在で予算の90%ほどの執行率となっている。また、旅行会社ごとなどの様々な仕分けの形があり、細かなところまでは数字をお出しできないが、予算的には1割ほどの空きがある状況である。

◆松本基志 委員
旅行会社からの予約についてはインターネットサイトから入って予約しようとすると、枠がいっぱいで予約できず、直接宿に予約を入れるとステイナビを使わなければならず、それが大変であるという話が聞こえている。藥丸委員からも指摘があったが、そのような話を聞くと最初の愛郷ぐんま県民割は利用しやすく、非常にいい制度であったと改めて思うところである。今回は全国一律の制度であり、群馬県として対応は難しいかもしれないが、改善する余地があれば是非お願いしたいと思うところである。
また、愛郷ぐんま全国割の対象となった旅行業者等へ、支援金が振り込まれる段取り等についてはどのようになっているのか。

◎藤田 観光魅力創出課長
まず予約方法についてであるが、愛郷ぐんま県民割の頃は、なるべく使いやすいものにすることを前提に制度設計したところである。申請書を集計し、各施設へ支払うという形を取っていたため、申請書を書く手間と、支払までのタイムラグはどうしても発生していた。
今回に関しては国の方から、特に年明け以降の実施に当たっては更に電子化を進めるようにとの意向も示されており、これを以前の制度のように戻すのは難しく、引き続きステイナビを利用する形となる。
各旅行業者への支払は、国の統一窓口を通じて支払う仕組みとなっている。10月の利用金額に対して11月の半ばまでに申請をし、12月の中旬頃に支払われる段取りになっていると聞いている。

◆松本基志 委員
旅行業者からは、振り込まれるまでに2か月ほどのタイムラグが生じることで、資金繰りが大変であると聞いている。予算の9割が既に埋まっているとのお話であるため、かなり利用が進んでいると思うが、それらについても是非早めの対応ができるようお願いしたい。