令和7年第1回定例会産経土木常任委員会(産業経済部及び労働委員会関係)-03月04日-01号
○松本基志 委員長
皆さんおはようございます。定刻の若干前ですが、全員お揃いになりましたので、ただいまから、産経土木常任委員会を開きます。
本日は、お手元に配付の次第により、令和6年度関係の付託議案等について、はじめに産業経済部及び労働委員会関係、次に企業局関係、最後に県土整備部関係の審査を行います。
なお、本日は時間の関係もありますので、所管事項に関する質疑は、原則として配付資料に関する質疑を中心にしていただき、それ以外の所管事項に関する質疑は、次回の令和7年度関係の審査の際に行っていただきますように御協力をお願いいたします。
また、議会広報のため、本日の審査風景を議会事務局職員が撮影しますので、御承知おきください。
△委員長あいさつ
○松本基志 委員長
(あいさつ)
本日、傍聴人はおりません。
△付託議案の概要説明及び内容説明
○松本基志 委員長
それでは、本委員会に付託された議案について説明をお願いします。
◎相川 産業経済部長
(付託議案について概要説明)
◎田村 労働政策課長
◎吉田 労働委員会管理課長
◎高橋 参事〔産業政策課長〕
◎板野 未来投資・デジタル産業課長
◎兒島 地域企業支援課長
◎松本 観光魅力創出課長
◎染谷 eスポーツ・クリエイティブ推進課長
(以上、第65号議案「令和6年度群馬県一般会計補正予算(第7号)」について、議案書及び予算説明書により説明)
◎兒島 地域企業支援課長
(第67号議案「令和6年度群馬県中小企業高度化資金特別会計補正予算(第1号)」及び第70号議案「令和6年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)」について、予算説明書により説明)
◎染谷 eスポーツ・クリエイティブ推進課長
(第80号議案「群馬県デジタルクリエイティブ人材育成基金条例」、第81号議案「群馬県ツクルンの設置及び管理に関する条例」、第86号議案「指定管理者の指定の期間の変更について」及び第101号議案「和解について」、議案書、予算説明書、補助説明資料1「群馬県ツクルンの設置及び管理に関する条例について」及び補助説明資料2「群馬コンベンションセンター指定管理者の指定の期間の変更について」により説明)
○松本基志 委員長
以上で、付託議案の説明は終了いたしました。
△付託議案の質疑
○松本基志 委員長
これより、付託議案の質疑を行います。質疑及び答弁は、簡潔明瞭にお願いします。なお、所管事項に関わる質疑は、付託議案の質疑が終了した後に行いますので、御了承願います。
◆鈴木数成 副委員長
tsukurunサテライトについて質問したい。先日、高校にtsukurunサテライトを開設するという話があった。高校にサテライトを設置する経緯と、サテライト展開に係る今後のビジョンを伺いたい。
◎染谷 eスポーツ・クリエイティブ推進課長
まず設置の経緯について、今月から高崎女子高校、伊勢崎高校、吾妻中央高校の3校でtsukurunサテライトの設置が決まった。これは文部科学省の事業であるDXハイスクールを活用することで、本年度指定された県立高校17校のうちの3校がtsukurunサテライトとして開設に至ったものである。
高校に設置するサテライトの利用者は在校生が中心になると思われるが、教育委員会からは、地域の小中学生も利用できるように開放していく方針だと聞いている。また、高校に設置する場合、各校の在校生が小中学生のサポートを行ったり、運営に関わったりするなど、学校ならではの新しい展開も期待できると考えている。
当課としては、今回のサテライト3校の運営が軌道に乗るよう、運営ノウハウの提供や助言を行うなど、しっかりとサポートしていきたい。
次に、tsukurunサテライト展開の今後のビジョンについて、県では、日本一のデジタルクリエイティブ人材輩出県を目指しており、県内全域で、子どもたちがどこにいても、無料でデジタルクリエイティブを学べる環境を整備することが非常に重要であると考えている。また、その手段としてtsukurunサテライトの展開は非常に有効であるとも考えている。
サテライト施設の運営者は市町村が中心になると考えているが、今回の県立高校のケースのように、学校、教育委員会が主体となって進める選択肢も出てきた。
県では引き続き、市町村等に対してtsukurunサテライトの必要性を訴え、地域間格差の解消に向け、設置・運営への理解を求めていきたいと考えている。
また、今年の夏に開設するTUMO Gunmaに関し、伊勢崎市において民間の寄附を活用したTUMO Box設置の動きもある。tsukurunサテライトの展開を進めるほか、TUMO Boxなど、地域のそれぞれの事情に合わせた環境整備をサポートしながら、群馬県全体のデジタルクリエイティブ人材育成の取組を加速させていきたいと考えている。
◆鈴木数成 副委員長
tsukurunは高崎、前橋、桐生の拠点があるが、子どもたちが通うとなると、例えば館林の子が簡単に行けるのかというと無理があると思う。そのような部分をサポートするためにも、今回はDXハイスクールで17校選定されたうちの3校が手を上げてくれたようだが、そこが1つでも多く手を上げられるようなサポートをしていただきたい。また、予算の関係もあるかもしれないが、様々な地域にtsukurunのサテライトを開設し、1人でも多くの子どもたちのサポートをしていただければと思うので、引き続きよろしくお願いしたい。
○松本基志 委員長
以上で、付託議案の質疑は終了いたしました。
△所管事項の説明
○松本基志 委員長
次に、所管事項の説明をお願いします。
◎木村 産業戦略室長
(補助説明資料3「ぐんまネクストジェネレーター事業の実施結果及び成果発表会の開催について」説明)
◎板野 未来投資・デジタル産業課長
(補助説明資料4「『令和6年度ぐんま未来共創トライアル補助金』成果発表会・展示会の開催について」説明)
◎松本 観光魅力創出課長
(補助説明資料5「『群馬県観光振興計画(R3年度~R5年度)』の取組結果について」説明)
◎染谷 eスポーツ・クリエイティブ推進課長
(補助説明資料6「TUMO Gunmaについて」説明)
○松本基志 委員長
以上で、所管事項の説明は終了いたしました。
△所管事項の質疑
○松本基志 委員長
これより、所管事項の質疑を行います。委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いします。
◆丹羽あゆみ 委員
「令和6年度ぐんま未来共創トライアル補助金」成果発表会・展示会の開催について、先ほどの説明では、群馬で生まれたわくわくする取組を、ぜひ多くの皆さんにということであった。今回もNETSUGENで開催する中で、やはり多くの方に見ていただくことが必要だと思うが、展示会の成果を今後どのように生かしていくのか伺いたい。
◎板野 未来投資・デジタル産業課長
このぐんま未来共創トライアル補助金は、全県リビングラボ構想の主要な取組の1つとして行っている。地域社会にイノベーションをもたらす可能性のあるデジタル技術を活用して行う新たなビジネスの社会実証・実装ということで、プロジェクトに対する支援である。今年度はVIRTUAL AI、交通・物流、医療・ヘルスケア、インフラメンテナンス、アグリテック・フードテック、グリーンテック等、大きく7つの領域に分け、10件を採択した。
採択事業者の成果発表会・展示会を開催するが、群馬発のビジネスモデルを、産学官金がしっかり連携し、群馬県の産業振興、企業支援、地域の課題解決に生かしていきたいと考えている。この発表会・展示会は、県庁舎だけではなく、県外のイベントスペース、県内大学、市町村役場等も活用して開催し、群馬県での実証機運を一層高めていきたいと考えている。また、出展者と参加者による新たなネットワークを多く形成し、これを我々が促すことによって、まだ生まれていない新たな実証を生み出していくことを考えている。さらに、群馬大学や前橋工科大学といった採択事業者に協力を依頼し、県全域を意識して効果的に成果発表会・展示会を開催することにより、全県リビングラボ構想を推進していきたい。
ぐんま未来共創トライアル補助金をはじめとした全県リビングラボ構想の取組が、まずどのようなものなのかイメージが湧かない、また、情報が行き届かずに関心が薄い事業者もいると思うので、こうした成果発表会・展示会を通じ、コンソーシアムに参加したいと思っていただけるような気付きの機会にもしていけたらと考えており、そのための情報発信も工夫していきたい。
また、このような実証の場で活躍できるデジタル人材の育成や、さらにはその受け皿となるように、この事業の運営を図っていきたいと考えている。
ぜひ委員の皆様にも、現地に足を運んでいただければと思うので、よろしくお願いしたい。
◆丹羽あゆみ 委員
新たなビジネスチャンスの創出や、企業に伝えることで多くのトライも生まれると思うが、やはり大学での開催が非常に重要だと思っている。多くの大学生に新しい発想、ものづくり産業の振興のチャンスにもなるので、ぜひ近いうちに開催をしていただければと思うが、そのスケジュールはどうか。
◎板野 未来投資・デジタル産業課長
まだ大学や県外でのイベントの日時や場所を具体的に決めていないが、来年度の事業の中で取り組んでいきたいと考えている。
◆丹羽あゆみ 委員
次に、観光振興計画の取組結果について、KPIが後退した部分の要因をどのように捉えており、今後どのように取り組んでいくか伺いたい。
また、令和3年度から令和5年度の主な取組の部分で、ビジタートイレの認証件数が掲載されているが、ぐんまビジタートイレのホームページを見ると、車椅子対応、24時間使用可能、ベビーベッド設置等は非常に多いものの、最近設置要望が多くなっている、体の大きな子がおむつ替えをするユニバーサルシートがあまりにも少ないように思った。それについての考えも併せて伺いたい。
◎松本 観光魅力創出課長
まず、観光振興計画のKPIについては、コロナ禍前である令和元年度の数値を基準にしている。宿泊者数は目標を達成したが観光消費額が未達成という部分は、コロナ禍以降、毎年徐々に回復はしてきているが、目標には達していない。基準値まで戻っていないということに対しては、複合的な要因があると考えている。コロナ禍を経て、団体旅行から個人旅行へと旅行スタイルが変化していること、旅行者の消費行動が変化していること、観光目的よりもビジネス客の宿泊者数のほうが回復が早かったという要因が考えられる。宿泊者数は伸びているものの、そのような変化により、調査対象となっていない店舗、例えばスーパーやコンビニでの消費が増えてきており、捕捉できていないという状況もある。
今後の対応であるが、消費額のKPIは、これまでは県の調査を基にした数値を使っていたが、令和6年度からスタートした新しい観光振興計画においては、国の調査のものに切り換えることで、旅行スタイルの変化に対応できるようにしたいと考えている。これにより、従来捕捉できなかった店舗の消費も捕捉できるようになる。
次に、いわゆるユニバーサルシートの普及について、障害のある方や高齢者など、誰もが気兼ねなく旅行を楽しめるという観点から、県としてユニバーサルツーリズムの普及促進を図っており、ユニバーサルシートについても、観光事業者向けのセミナー等で普及啓発を行っている。
今後も関係団体等の意見を聞くとともに、障害福祉の担当部局とも連携しながら、普及促進に努めていきたいと考えている。
◆丹羽あゆみ 委員
数値については、スーパーやコンビニの数字がこれまでは取れなかったが、今後は取れるようになるということか。
◎松本 観光魅力創出課長
そのとおりである。
◆丹羽あゆみ 委員
ユニバーサルシートの設置についても、やはりシートが設置されている所に行くという声も多いので、ぜひ数を増やしていただくよう要望する。
◆清水大樹 委員
ぐんまネクストジェネレーター事業のトライアル型について伺いたい。私自身、ぐんまネクストジェネレーターは本当にすばらしい事業だと感じている。一方で、この2週間という期間と、企業の経営層と学生がどのようにマッチングしていくのかという点で非常に難しい事業だと思っていたが、非常にすばらしい成果が上がっているということで、県職員も様々な細かいフォローを行っていたのだろうと想像している。
結果として5社、14名の学生が取り組んだということであるが、そもそも全体として、このネクストジェネレーターのトライアル型にチャレンジしたいという企業及び学生のエントリー数を伺いたい。
◎木村 産業戦略室長
企業9社、学生20名からの申込みがあった。
◆清水大樹 委員
全ての企業で実施できなかったというのは、マッチングが上手くいかなかったと捉えてよいのか。
◎木村 産業戦略室長
マッチングの仕方を説明させていただくが、7月から企業と学生双方のエントリーを受け付けた。その際に、企業から学生チームに任せたい課題の情報を提供してもらっている。その後、事務局から学生チームあてに、その企業の課題リストというものを提示し、学生チーム側が面談希望企業を選んで事務局に伝える。単独指名だった場合はそのまま企業とマッチング面談に移るが、1社に対して複数の学生チームから希望が重複した場合には、企業側が面談の順番を調整して決定するというような流れになるため、必ずしも全部がマッチングできるということではなかった。
◆清水大樹 委員
ぜひまた来年度も、応募学生や企業の縁がつながるように頑張っていただければと思う。
プログラム概要があったが、このプログラム概要が決定される経緯を教えていただきたい。企業からこのような課題に取り組んでほしいという話なのか、学生と企業が話し合った中で課題が生まれ、このような事業を行っていこうという話だったのか、どのような経緯で決まっていったのか。
◎木村 産業戦略室長
先ほどの答弁と重なる部分があるが、やはり最初に企業側から学生側に対して任せたい課題を提示してもらい、それができる、あるいはやってみたいという学生チームが手を挙げ、上手くマッチングできれば、そのままプログラムに入るという流れである。
◆清水大樹 委員
事業を行った結果として、人脈の継続を求める企業や学生もいると思うが、その後のフォローをどのようにしていくのか伺いたい。
◎木村 産業戦略室長
今回のトライアル型を踏まえ、それぞれの関係が構築できたということで、それを生かして次の取組に進んでいるというような流れもある。また、学生チームが自分たちの計画をブラッシュアップするため他の企業にも訪問したいという要望があった場合には、県職員が仲介し、またマッチングに結びつけるようなフォローも行っている。
◆清水大樹 委員
今回事業を1年間実施した中で、採用型は採用数が厳しい部分があったと見受けられる。トライアル型に関しては、学生及び企業にとってすばらしい経験になったのではないかと感じている。その上で、ネクストジェネレーター事業自体の目的を、雇用を増やすという観点で進めていくのか、学生との関係人口をつくっていくというものなのか、あるいは意識の高い学生が多いので、そのような起業家を支援していく窓口となっていくのか、来年度以降の事業の目的・方向性を伺いたい。
◎木村 産業戦略室長
来年度のネクストジェネレーター自体の目的であるが、委員が言及したとおり、様々な目的がある。県内企業での経営課題の解決に取り組んでもらい、そのまま就職するといった雇用創出を期待しているし、また、そこでの経験を踏まえて起業したいという学生がいた場合には、できれば県内で起業してほしいということもある。さらに、県内企業と学生が、このような形で結びつくことにより、県内企業や既存産業のバージョンアップも狙っている。このように様々な目的があり、いろいろな面で効果があるように、今後も取り組んでいきたいと思っている。
◆清水大樹 委員
様々な可能性や方向性があり、それぞれを追いかけると大変だと思うが、ネクストジェネレーターがあったおかげで、こうしたことができるようになったということを示せるように引き続き頑張っていただきたい。
○松本基志 委員長
以上で、所管事項の質疑を終了いたします。
△付託議案の討論・採決
○松本基志 委員長
これより付託議案の採決に入ります。議案の採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。
(「なし」との声あり)
○松本基志 委員長
討論がありませんので、本委員会に付託された議案のうち、産業経済部及び労働委員会関係の議案について採決いたします。なお、議案の採決は一括で行うことで御異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
○松本基志 委員長
それでは、第65号、第67号、第70号、第80号、第81号、第86号、第101号の7つの各議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。
(挙手全員)
○松本基志 委員長
挙手全員であります。よって、各議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△休憩
○松本基志 委員長
以上で、産業経済部及び労働委員会関係の審査を終了いたします。
11時05分から再開し、企業局関係の審査を行います。
暫時休憩いたします。
(午前10時58分休憩)
委員会記録署名委員
産経土木常任委員会
委員長 松本 基志

