令和 6年第3回定例会産経土木常任委員会(企業局関係)-10月02日-02号

令和 6年第3回定例会産経土木常任委員会(企業局関係)

委員会の名称 産経土木常任委員会

開催場所   301委員会室

開議年月日時 令和6年10月2日 午前11時42分

散会年月日時 令和6年10月2日 午後0時19分

会議の目的  令和6年第3回前期定例県議会における付託議案の審査(企業局関係)

       委員長 松本基志  副委員長 鈴木数成  委員  星野 寛

出席委員   委員  後藤克己  委員   井下泰伸  委員  穂積昌信

       委員  金沢充隆  委員   丹羽あゆみ 委員  清水大樹

欠席委員   委員  伊藤 清

執行部出席者

      【企業局】

       企業管理者    成田正士  企業局長     鯉登 基

       総務課長     笠木淳司  経営戦略課長   原 孝規

       発電課長     森村敏彦  電気保安監    桑原啓輔

       電源開発室長   高橋誠人  団地課長     中川 哲

       分譲室長     小柏和也  施設管理室長   吉澤隆雄

       水道課長     青木利明

△再開

○松本基志 委員長

 ただ今から、産経土木常任委員会を再開し、企業局関係の審査を行います。

△委員長あいさつ

○松本基志 委員長

 (あいさつ)

 本日、1名の傍聴人が見えておりますので御報告いたします。

△付託議案の概要説明及び内容説明

○松本基志 委員長

 それでは、本委員会に付託された議案について、説明をお願いします。

 なお、これ以降、委員及び執行部の発言につきましては、挙手の上、着座にて行うことで御了承願います。

◎成田 企業管理者

 (付託議案について概要説明)

◎森村 発電課長

 (第128号議案「令和6年度群馬県電気事業会計補正予算(第1号)」について、議案書により説明)

○松本基志 委員長

 以上で、付託議案の説明は終了いたしました。

△付託議案の質疑

○松本基志 委員長

 これより、付託議案の質疑を行います。質疑及び答弁は、簡潔明瞭にお願いします。なお、所管事項に関わる質疑は、付託議案の質疑が終了した後に行いますので御了承願います。

 (「なし」との声あり)

○松本基志 委員長

 無いようですので、付託議案の質疑は終了いたしました。

△所管事項の説明

○松本基志 委員長

 次に、所管事項の説明をお願いします。

◎原 経営戦略課長

 (補助説明資料1「地産地消型PPA(群馬モデル)について」説明)

◎森村 発電課長

 (補助説明資料2「水力発電所の電力売却に係る一般競争入札について」及び補助説明資料3「霧積発電所建設工事に係る工期延長について」説明)

◎吉澤 施設管理室長

 (補助説明資料4「県営ゴルフ場の指定管理者応募状況」及び補助説明資料5「板倉ゴルフ場クラブハウス建替工事の進捗状況」並びに共通資料1「指定管理者による公の施設の管理運営状況(令和5年度分)」について説明)

○松本基志 委員長

 以上で、所管事項の説明は終わりました。

△所管事項の質疑

○松本基志 委員長

 これより、所管事項の質疑に入ります。委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いします。

◆後藤克己 委員

 地産地消型PPAについて、これは企業局が生み出している価値のある再エネである。一般競争という形で市場原理に委ねることも良いことではあるが、やはりこれをしっかり地産地消するという意味で、県内企業に生かしていただくという政策的な活用が非常に重要だと思っている。一般競争入札分を減らし、地産地消PPAを増やしたという意味では非常に評価できるものであると思う。

 電力供給先事業者の応募が16社に対して決定が2社ということであり、やはり非常にニーズが高いということと、この結果を見て、応募しても選定されないのではという指摘も出てきかねないと心配になる。今後どのような形で、なるべく多くの事業者が恩恵を受けられるような仕組みに工夫していくのかを伺いたい。

◎原 経営戦略課長

 今回は8,000万kWhで募集をし、1社当たりの電力供給希望量の上限を6,000万kWhで区切ったが、そうすると一番少ない場合で2社しか選定されないという状況もあるので、その基準をどのようにするかという部分は今後の検討課題になろうかと思っている。

 令和8年度以降の売電方法については未定だが、PPAを実施する場合には、どのような方法が良いのか、売電量で区切るのか、あるいは資本規模で区切るのか等の様々な検討があると思うので、その辺りを含め多くの事業者に提供できるような仕組みを含めて考えていきたいと思う。

◆後藤克己 委員

 もちろん枠が増やせれば一番良いと思うが、様々な事情があると思う。募集のあり方も工夫するという答弁をいただいたので、創意工夫をしながら続けていただければと期待している。

 次に、9月25日の上毛新聞に再生可能エネルギー・脱炭素化研究開発等助成金に関する記事があった。かつては企業局が2億2,000万円ほどの事業費で共同研究のようなものを進めていくということで、なかなか形として出てこなかったので心配していたが、このような形で動き出したということは非常に良いことだと思う。

 また、以前から知事部局に、ぐんま未来創生基金という形で毎年10億円を拠出しているが、知事部局にただ資金を出すだけではなく、やはり企業局として主体性を持った事業に活用すべきではないかと申し上げてきたので、そのような姿勢が出てきたということは非常に評価できる。

 今回2事業を採択して、特に群馬大学との共同研究等を進めていくという報道になっているが、これを今後どのように形にしていくのか伺いたい。

◎原 経営戦略課長

 再エネの積立金の活用については、令和3年度決算及び令和4年度決算の電気事業の剰余金ということで、今までに4億円を積み立てている。その活用方法について検討していたが、このような形で募集を始め、今回群馬大学と産業技術センターの2事業を採択した。今後の進め方について、今までぐんま未来創生基金において一般会計に繰り出し、一般会計で使ってもらうという仕組みから一歩踏み出し、企業局の顔が見えるような形で支援をしていきたいと考えている。基本的にはこの助成先が主体的に研究を進め、最大3年間の事業ができることになっているので、様々な連携を取りながら研究状況を把握していきたいと思っている。採択先の主体的な取組に期待したいと考えている。

◆後藤克己 委員

 いずれしても非常に良い取組であるから、今回は委員会では資料提供されなかったが、適宜私どもにも資料等で報告をいただければ、企業局が非常に頑張っていることが見えてくると思うので、ぜひよろしくお願いしたい。

◆井下泰伸 委員

 県営ゴルフ場の指定管理者の応募状況について伺いたい。玉村ゴルフ場に関して、今回は新規の希望者が出てきたということであるが、このような、既存の事業者がやっているところに新しい事業者が来るケースは多いのか。

◎吉澤 施設管理室長

 前回、3年前の公募の際も、この新規事業者は応募してきている。またその他のゴルフ場でも1社、新規の参入者があった。

◆井下泰伸 委員

 もう1回チャレンジしてきたという感じか。承知した。

◆穂積昌信 委員

 館林北部第四地区工業団地について伺いたい。これは県が進めている工業団地であるが、工事が1年以上止まっており、各所からどうにかしてほしいと話が出ている。まず止まっている理由を伺いたい。

◎中川 団地課長

 現在、委員の御指摘のとおり工事を中止している。令和4年9月に事業化され、それ以来工事を進めてきたが、昨年7月に区域内で有害物質が検出された。詳細な土壌調査をするため、一旦工事を全て中断している状況である。

◆穂積昌信 委員

 いずれにせよ工事を再開させなくてはならないと思うが、今後どのように対策を進めていくのか。

◎中川 団地課長

 土壌調査により、今のところ約8,400㎡において基準値を超過する有害物質が検出されている。まずはこの処理方法を検討するため、共同事業者の館林市と協議を重ねていきたいと思っている。処理方法を早期に確定し次第、一刻も早く工事を再開したい。

◆穂積昌信 委員

 再開はいつになりそうか。

◎中川 団地課長

 再開時期については明言できない状況だが、なるべく早くということで、今まさに館林市と協議を進めている。区域内の道路や調整池等、将来的に市に引き継ぐ施設もあり、当然に市の意思を尊重しなくてはならないため、市の事情等を聞きながら引き続き協議を続け、解決していきたいと考えている。

◆穂積昌信 委員

 工事が1年以上止まっていること自体が普通ではないので、何とか早期に再開してほしいという話を東毛地区の議員としていただいている。ぜひ館林市と調整しながら、すぐにでも再開できるように進めていただきたいと思うので、よろしくお願いしたい。

 次に、団地造成等を分譲するに当たり、予約分譲というものがあると思うが、県内で予約分譲が実際に行われているのか伺いたい。

◎小柏 分譲室長

 予約分譲という形ではないが、分譲決定という形で、造成完了前に企業に通知している例はある。

◆穂積昌信 委員

 具体的にどこでそのようなことがあったのか。

◎小柏 分譲室長

 近年では高崎玉村スマートIC北地区工業団地において、工事完了前に分譲決定している。通常、新規産業団地の分譲では、造成工事の進捗状況や引き渡し時期が一番重要であり、引き渡しの時期を見極められないと企業にも迷惑をかけてしまう。それを見通した段階で、工事完了前に分譲公告を開始するという手法を取っている。

◆穂積昌信 委員

 できる限り早く予約できればという話もあるので、各団地等でそのような要望があれば、ぜひ柔軟に対応していただければと思う。

◆丹羽あゆみ 委員

 霧積発電所の工期延長について、延長に伴う工事費の変更はないとのことだが、工期が長くなったのに工事費に変更がないのはどのような理由によるものか伺いたい。また、工期延長の理由として、岩盤が硬くて掘るのに時間を要したということであるが、事前のボーリング調査などで硬さは分からないのか。

◎高橋 電源開発室長

 まず工期延長による工事費について、そもそも霧積発電所の建設事業は、実は電気事業で初めて採用した発注方式であり、現地調査、設計、建設工事、完了までを全部パッケージとする設計・施工一体型として、公募型プロポーザルにて業者を選定した。調査設計から工事までを一連の流れで進めるため、今回の工期延長に伴う工事費の変更は考えていない。

 また、事前にボーリング調査等で分からなかったのかという質問について、契約後の地質調査で実際にボーリング調査を行っており、深度が進むにつれて硬くなってきていることは把握していた。実際に工事着手に入ったところ、ボーリング調査で想定していた以上に硬く、時間を要したというのが実態である。

◆丹羽あゆみ 委員

 今までにも、今回の発注と同様の例はあったのか。

◎高橋 電源開発室長

 今までは、新規発電所の建設というと、水車発電機の機器製作据付工事発注、鉄管発注、発電所建屋の建築工事発注等を個別に発注し、原則としてそれぞれ一般競争入札を行っていた。今回は初めてパッケージで発注し、工期延長となってしまったが、このようなケースは過去にはない。

◆丹羽あゆみ 委員

 発注の方法について、研究を重ねていただければと思う。

 次に、板倉ゴルフ場クラブハウスの入札不調について、要因が3つ挙がっているが、この要因に対してこれから企業局としてどのような工夫をしていく予定であるのか。また、今後の対応方針について、まず早急に設計の見直しと再積算を行うとのことだが、早急にというのはどのようなスケジュール感で行っていくのか伺いたい。

◎吉澤 施設管理室長

 まず入札不調の要因への対応については、やはり設計の見直しと再積算ということになろうかと思う。設計の見直しについては、設計のやり直しではなく、過剰品質な部分がないか、部材や仕上げなど発注図書に記載の仕様に振れ幅がないかといった再度の洗い直し作業を行う。

 再積算については、見積を取り直し、また最新の物価刊行物等を参照することにより、労務単価、材料単価などの積算に用いる金額について最新の市場価格を反映させることで対応していきたいと考えている。

◆丹羽あゆみ 委員

 入札不調というのは最近よく聞かれるところだと思うので、より進んだ研究をお願いしたい。

○松本基志 委員長

 以上で、質疑を終結いたします。

△付託議案の討論・採決

○松本基志 委員長

 これより付託議案の採決に入ります。議案の採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。

 (「なし」との声あり)

○松本基志 委員長

 討論がありませんので、本委員会に付託された企業局関係の議案について、採決いたします。

 第128号議案について、これを原案のとおり、可決することに賛成の委員は挙手願います。

 (挙手全員)

○松本基志 委員長

 挙手全員であります。よって、第128号議案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

△その他

○松本基志 委員長

 その他、皆様から何かございますか。

 (「なし」との声あり)

△散会

○松本基志 委員長

 以上で、企業局関係の審査を終了いたします。次の委員会は、明日3日(木)午前10時から再開し、県土整備部関係の審査を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

 (午後0時19分終了)

 委員会記録署名委員

  産経土木常任委員会

   委員長 松本 基志