令和4年第1回臨時会産経土木常任委員会(産業経済部関係)

——以下引用——

◆松本基志 副委員長
飲食店以外の関連事業者へ支援する予定はあるか。

◎鬼形 産業経済部長
経済活動は様々な分野でつながっているため、影響を受ける業種が飲食業だけではないことは理解している。特に、食材の納入業者や代行業等も関係しているので、飲食店は多くの関連産業を巻き込んだ裾野の広い産業であると認識している。飲食業に制限を加えるということは、間接的に取引のある関連業者にも影響が及ぶということで、国も事業継続支援金や月次支援金を制度化してきたと思う。影響を受ける幅広い分野を支援したいが、財政的な裏付けが必要である。まずは国の事業復活支援金を最大限活用していただいた上で、特別な事情やとりわけ厳しい状況があれば、よく見極めて対応したい。

◆松本基志 副委員長
代行業やタクシー業界、まちの酒屋などから、経営が厳しいという話も聞いているので配慮をお願いしたい。
国の事業復活支援金の概要はどのような内容か。

◎鬼形 産業経済部長
(議会事務局から別添「事業復活支援金のご案内」を配付)
これは、国の事業復活支援金の概要を記載した資料である。売上が一定割合減少した事業者を対象としており、これまで「ぐんま月次」が支援対象としていた30%以上から50%未満の売上減少幅も支援する内容である。支援額は従前の支援金等と比較して低いが、これは、国が調査に基づいて積算しているものと考えられる。制度の詳細は、今後ホームページ等で公表される予定である。

◆松本基志 副委員長
事業復活支援金に対して、申請の案内など、県としてどのように関与するか。

◎星野 感染症対策産業経済支援室長
国の実施事業のため、手続への直接的な関与は難しいが、関連情報が公表された際には、速やかに市町村や経済団体・組合等に情報提供している。今後も、関係団体と連携した情報提供に取り組むとともに、農業関係者への周知にも、農政部と連携して、JA等を通して周知に取り組みたい。

◆松本基志 副委員長
事業復活支援金の周知と、問合せがあった際の対応をお願いしたい。
営業時間短縮要請協力金について、これまでの協力金の支給状況はどうか。

◎小沼 産業政策課長
第1弾と第2弾については、進捗率100%を達成している。第3弾については進捗率99.3%(残数49件)、第4弾については進捗率93.8%(残数456件)となっている。残りについても、引き続き、迅速な支給に努めたい。

◆松本基志 副委員長
今回の第5弾協力金についても、迅速な支給をお願いしたい。