令和4年第2回定例会新型コロナウイルス感染症対策特別委員会
——以下引用——
◆松本基志 委員
補助説明資料2の関係で伺いたい。新規感染者の入院等の状況について、入院調整中が351人とある。感染者数が大分減ってきている中、調整中の人数が多いようにも思えるが、入院調整にはどのくらいの時間がかかっているのか。
◎中村 感染症・がん疾病対策課長
医療機関からの発生届に基づき保健所が疫学調査を行い、入院や宿泊療養、自宅療養などの方針を決定している。感染が判明してから、大体一両日中には、入院や施設への入所が決定している。
◆松本基志 委員
了解した。
先ほど、加賀谷委員からも質問のあった融資の関係で伺いたい。返済が始まる中、支払猶予などの条件変更や借換えについても案内しているとのことだが、それに応じた件数等は分かるか。
◎板野 地域企業支援課長
実際の数字はまだ把握できていない状況である。今後、いろいろな条件変更なども増えてくるのではないかと考えている。また、政府系金融機関での状況把握もできていないので、状況を見つつ、数字の把握に努めてまいりたい。
◆松本基志 委員
無利子・無担保融資を受けた事業者の6割ほどで、返済が始まっているとのお話であった。融資を受けた企業の1割ほどが返済に不安を抱えているとのことであるが、例えば支払猶予の条件変更として、返済を1年延ばすことになった場合、保証料などが新たに発生することになると思う。それについては、現在の制度の中では補填できないのではないかと思うが、現状を確認したい。
◎板野 地域企業支援課長
議員御指摘のとおり、例えば、他の資金へと借換えをするとゼロゼロ融資での利子補給や保証料補助の適用の対象外となる。金融機関では、事業者に寄り添って事業計画等を立てていただいており、こうした中で、引き続き県からも働きかけ、事業者の負担の少ないようにお願いしたいと考えている。
◆松本基志 委員
なかなか難しい問題があるので、できれば柔軟な対応をしていただきたい。まだ数字的にも把握できていないとのことなので、保証協会や民間金融機関と協力し、対応していただきたい。