令和4年1月産経土木常任委員会(企業局関係)
——以下引用——
◆松本基志 副委員長
大和委員長が一般質問で質問していたダムのネーミングライツについて伺いたい。八ッ場発電所でプロジェクションマッピングを行っており、ダムカードも全国的に流行していることを考えると、ネーミングライツを募集すると多くの応募が期待されると思う。また、企業局のPRに繋がると思うが、ダムのネーミングライツの取組はどうか。
◎大澤 企業局長
県有財産の有効活用ということで、ネーミングライツの取組は拡大しているところである。企業局で管理しているのはダムに付随した発電所や逆調整ダムのような小さいものである。ネーミングライツは名称を利用する場面があるかどうかということもあるので、どのような形でできるか検討したい。
◎中島 企業管理者
ネーミングライツは会話の話題になることや、報道で取り上げられることで効果があるものなので、難しいと思う。まずは、プロジェクションマッピングで話題作りをしたいと考えている。
◆松本基志 副委員長
東毛工業用水道の契約率が低く、7割に満たないで、年々減少している。3市5町の事業所は把握しているか。
◎樺澤 技監(水道課長)
供給しているのは87者97事業所になるが、カバーしている事業所数は把握していない。
◆松本基志 副委員長
契約の営業活動に当たり、3市5町の事業所数を把握する必要はないのか。
◎樺澤 技監(水道課長)
管路が通っている地域に限定されているので、全域の事業所数を契約の対象とすることは難しいと思う。
◆松本基志 副委員長
管路が通っている地域の事業所は87者ということでよいか。
◎樺澤 技監(水道課長)
管路が通っていて供給しやすい地域の営業活動は行っている。ただ、数は多くない。
◆松本基志 副委員長
経営基本計画で契約率の目標も設定しているが、契約率を上げるには営業活動が必要だと思う。営業活動は行っているのか。
◎樺澤 技監(水道課長)
営業活動は行っている。ただ、それだけでは不十分なので、工業団地の誘致にも併せて取り組んでいる。
◆松本基志 副委員長
団地を造成して工業用水道を繋ぐことも大事なので、継続して取り組んでもらいたい。
産業団地の用地確保について、企業局で実施する産業団地造成は、企業誘致推進本部で選定された箇所か。
◎木村 団地課長
そのとおりである。原則的に、企業誘致推進本部で選定された箇所について、市町村から要望を受けて造成している。
◆松本基志 副委員長
具体的に、どのように連携しているのか。
◎木村 団地課長
選定段階から地元市町村と都市計画・農林調整・採算性など協議しながら話を進めている。
◆松本基志 副委員長
群馬県では産業団地の造成に力を入れているが、地元高崎市では用地確保の要望があるので、積極的に取り組んでほしい。