令和4年第1回定例会産経土木常任委員会(県土整備部関係)

——以下引用——

◆松本基志 副委員長
防災対策の危機管理型水位計、河川監視カメラの整備は、県土整備プランの目標に向けた取組状況はどうか。

◎米山 水害対策室長
危機管理型水位計を先行して整備して、その後に、河川監視カメラの整備を進めたということで、大分、整備が進んでいる。設置地域については、減災対策協議会地域部会で検討を進めており、おおむね、クリアできている。県土整備プランに掲げた計画どおり整備が進んでいると認識している。

◆松本基志 副委員長
順調に推移しているということで期待したい。今年度は動画の配信も16河川で実施していただき、台風の際に閲覧したが、視認性が良いと感じた。県民にとっても利便性が向上したと思う。今後も取組を進めてほしい。
「リアルタイム水害リスク情報システム」について、今年度の取組状況はどうか。

◎米山 水害対策室長
令和元年度から館林市と高崎市で試行的に着手し、今年度は全市町村で試行運用を実施した。今年度は、市町村などからの意見を踏まえたシステム改良を行っており、来年度から本格運用を開始する。引き続き、県民の速やかな避難行動につながるよう取り組んでまいりたい。

◆松本基志 副委員長
市町村からの意見に基づき改良したということだが、今後も、ブラッシュアップしていただき、令和4年度からの本格運用に期待したい。本来は、一般公開した方が良いが、法律的に難しいということだが、住民避難指示に係る市町村の判断基準に役立つと思うので、大いに期待したい。