堤ケ岡飛行場の跡地開発
期待膨らむ最先端産業の進出
令和5年4月の県議会議員選挙で、高崎市民から大きなお力添えを得て2期目の議席を与えていただきました。群馬県発展のため、高崎市発展のため全力を尽くす覚悟を新たにしております。11月29日の県議会第3回後期定例会で一般質問に臨み、高崎で進む「堤ケ岡飛行場の跡地活用」や郷土の偉人の顕彰、子どもの健やかな成長にかかわるテーマを取り上げました。いずれも長期的な課題ですが、市民のみなさんに活動の一端をお知らせいたしたく、ご報告させていただきます。
山本一太知事は令和5年11月11日、米国・カリフォルニア州を訪問し、シリコンバレーでスタートアップ企業を視察しました。高崎市で進む堤ケ岡飛行場跡地を最先端産業の集積地とする構想が動き出し、同市の富岡賢治市長とシリコンバレーで合流、今後のまちづくりを県と市で連携して取り組んでいく姿勢をアピールしました。
高崎市区選出の松本県議は11月の県議会一般質問で、いの一番に「アメリカへのトップ外交を踏まえた堤ケ岡飛行場跡地への企業誘致について、所見を伺いたい」と、山本知事に問いかけました。
知事は「先端情報技術を有する企業が集積する地域、DXを活用した地域、再生可能エネルギーを活用したサステイナブルな地域―の三つを柱に、世界トップレベルのスマートシティを目指す」と強調。
デジタル、グリーン、クリエイティブといった成長が見込まれる高付加価値型企業が群馬の既存企業と組み合わさることで、「新たな産業や雇用が生まれる」と、知事就任後に示し続ける姿勢に沿っています。
堤ケ岡飛行場跡地は西毛広域幹線道路と県道高崎渋川線バイパスの交差点周辺に広がる93ヘクタールのエリア。県と市は人口知能(AI)や情報通信技術(ICT)の関連企業、大学、研究機関などの誘致を進め、先端産業の集積地を作る構想を明らかにしていました。
今後について、県と市は令和9年をめどに、共同で基本計画を策定し、都市計画決定、環境影響評価を進め、令和10年には造成を始める計画です。
生成AIのリスクが危惧される中、松本県議は「新しい技術はうまく使うのが正しい道」と強調。堤ヶ岡飛行場の跡地活用については、構想の実現に向けて前向きな発言を続けています。