井野川調節池の設計始まる　試掘調査を進める矢田工区

高崎市街地を流れる井野川は、頻発する短時間の集中豪雨に際し、たびたび「氾濫危険水位」に達しており、対策が急がれます。
松本県議は進捗を質問。県土整備部長は「河川断面の拡大と調節池の整備を進めており、断面の拡大は令和3年度までに終了した。現在は四つの調節池の最初の設計に入り、地元住民への説明を始めた」と答えました。

県道高崎神流秩父線の「矢田工区」は、高崎市吉井町岩崎の「多胡橋」北詰めから同町矢田の国道254号までの延長1・9㌔のバイパスを整備する計画で、松本県議は現状の進み具合を質問しました。県土整備部長は「全工区で用地買収の済んだ個所から埋蔵文化財の試掘調査を進めている。区間内の多胡橋橋梁の下部工工事も始まり、今後も計画的、着実に事業を進めたい」と答弁しました。